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陸寄居蟹網絡日誌オカヤドカリブログ

日本飼主陸寄居蟹飼養方法 - 水盆(下)

〈真水〉 
〈淡水〉

オカヤドカリに与える真水は、基本的に人間が(安心して)飲用できるものであれば問題ないでしょう。
給陸寄居蟹的淡水, 基本上給我們飲用的食水便沒有問題.


水道水に含まれる重金属などの害を懸念する愛好家もいますが、日本の水道水は世界的に見て非
常に高い水準で管理されていますので、浄水器を通せばそれほど心配する必要はないと思います。
飼養者會擔心自來水含重金屬等有害物, 但日本的自來水在世界之中是有著非常高水準的管理, 所以不需使用淨水器也可安全使用. 
**日本的自來水是可直接飲用

ただし、消毒用に添加されている塩素(カルキ)は、小さな生き物には有害ですので、必ず一日以上汲み置きし、充分に抜いてから使用します。
但因消毒用而添加的氯氣, 因為小動物是有害, 所以必需把水放置一日後, 讓氯氣消除才可使用.

ヤドカリなどの無脊椎動物は、魚に比べて薬害を受けやすいので、カルキ抜き剤は使用しない方が安全です。
寄居蟹等無脊椎動物, 比魚類更容易受到藥害, 所以不使用除氯劑更加安全.


〈海水〉 
〈海水〉

海生生物は海水中に含まれる様々なミネラル分を体内に取り込んで利用しています。
海洋生物會攝取海水中各樣的礦物質到體內然後利用.

陸生のオカヤドカリも生命維持のためには、海水に含まれるミネラル分を充分に摂取する必要が
あります。
陸寄居蟹為了維持生命, 也會從海水攝取充分的礦物質.

オカヤドカリ類が宿貝に蓄水する習性はよく知られていますが、溜める水には海水に近い濃度の塩分が含まれているとの調査報告があります。
大家也知道陸寄居蟹有在螺殼儲水的習慣, 有調查報告指出螺殼中流出來的水, 其鹽分濃度是較接近海水.

特に、当ブログで紹介しているナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリは、内陸性のオカヤドカリなどに比べると、海水への依存度が高い種類ですから、日常的に海水を与えた方が良い結果が出ます。
特別是這裏介紹的灰白陸寄居蟹和紫陸寄居蟹, 相比內陸性的凹足陸寄居蟹, 是海水需求度較高的品種, 所以日常給牠們海水比較好.

与える海水は天然海水、人工海水のどちらでも構いませんが、粉末の人工海水はいつでも必要な分だけ作れるので便利です。
給牠們天然海水或人工海水也沒有所謂, 使用海鹽來製作人工海水也相當方便.

人工海水を作る場合、天然海水よりも濃くならないように充分注意してください。
但要注意製作人工海水, 濃度不要比天然海水更高.

濃い海水はオカヤドカリには有害ですので、必ず比重計を使用して濃度を確認してください。
高濃度海水對陸寄居蟹有害, 所以一定要使用比重計確認濃度.

小さな水入れで与える場合は、蒸発によって濃くなることを考慮して、少し薄めに作っておくと良いでしょう。
如果水盆細小, 考慮到海水蒸發後會變得更濃, 制作時可以把人工海水濃度稍稍降低.

粉末の人工海水は概して溶けにくいのですが、ペットボトルに入れてよく振ると比較的簡単に溶かせます。
海鹽比較難溶解, 把海鹽放入膠樽內搖一搖比較容易溶解.

天然海水を使用するのなら、汚染の心配のある河口の近くや港内などは避けて、必ず外洋に面した潮通しの良い場所で採水してください。
如果使用天然海水, 要避免到河口附近有污染的海港, 必需要去面對大海, 潮水通過的地方採集.

ただし、そのような場所は足場が悪い事が多いので、くれぐれも気をつけて採水するようにお願いします。
但是這些地方容易站不穩, 採集海水時要小心.

採水した海水は2~3日放置しておくと、ごみなどが底に沈みますので、上澄みだけをそっとすくって別の容器に移します。
採集得來的海水要放置2-3日, 讓垃圾沉底, 再把上面一層的海水移到另一個容器.

私はさらにウールマットを使って濾過しています。
我自已會再用海綿過濾一次.

海水をどれくらい保存できるのかという質問がよくありますが、これは海水中に含まれる有機物
の量によります。
很多人會問海水可以保存多久, 這要視乎海水中含多少有機物.

プランクトンなどを多く含む海水は数日でアンモニアや亜硝酸塩で汚染されて使えなくなりますが、きちんと処理をしておけば、1~2ヶ月置いても大丈夫です。
如果海水含有很多浮遊生物, 數日後便會被阿摩尼亞或亞硝酸鹽污染而不能使用, 但如果有適當處理, 放置1-2個月也沒有問題.

以前、上記の方法で処理して2ヶ月置いた天然海水の亜硝酸塩レベルを測定したことがありますが、まったく問題ありませんでした。
以前試過用上面的方法(海綿過濾)處理, , 測試放置了2個月的天然海水,  其亞硝酸鹽水平完全沒有問題.



〈海水槽について〉
〈關於海水缸〉

最近ではオカヤドカリの飼育容器の中に、小型の海水槽を設置されている愛好家が多いようです。
最近不少飼養者都會在陸寄居蟹的飼養缸內, 設置一個小型的海水缸.

自然環境を再現するという意味では、たいへん良いことだと思いますが、少し気になる点がありますので、ここで述べておきます。
這意味著可以模礙自然環境, 我覺得十分好, 但有幾點要注意, 看以下.

まず、水質の問題です。
首先是水質問題.

アクアリウムでは細菌の生体活動によって、アンモニアを比較的無害な硝酸塩にまで硝化・変換するのが水質維持の基本です。
要維持海水生態缸的水質, 基本上取決於細菌活動, 較無害的硝酸鹽把阿摩尼亞硝化, 硝酸鹽的交換.

ただし、海水中では淡水に比べて硝化細菌の働きが数段落ちるので、海水水槽では淡水水槽に比べて非常に大掛かりな濾過システムを組むことが常識になっています。
但是海水比淡水, 其硝化細菌的活躍程度較低,所以一般來說海水缸比淡水缸要使用較大規模的過濾系統.

つまり海水中ではアンモニアなどの有害物質が残りやすいということです。
換句話說, 海水中較容易會殘留阿摩尼亞等有害物質.

とりわけ数リットル程度の小型水槽をバランスよく維持するのは、ベテランのアクアリストでもたいへん困難なことです。
特別是只有幾升程度的小型水缸, 要維持水質, 對老手的海水飼養者來說也是相當困難的事.

オカヤドカリ水槽に設置した海水槽も、槽内に持ち込まれたフンや尿、餌の食べ残しなどの有機物由来の有害物質のレベルをきちんと把握しておかないと、オカヤドカリに毒水を与えることになりかねません。
在陸寄居蟹飼養缸設置海水缸, 如果掌握不到海水缸有機有害物的多少, 如排泄物, 尿, 食物殘渣, 就變成給了陸寄居蟹有毒的海水.

それから、エアレーションによる飛沫の心配があります。
然後打氣(海水缸)而產生的飛沬也使人擔心.

飼育容器内に飛び散った飛沫は砂中の塩分濃度を高めます。
在飼養缸內散佈的海水飛沬, 會使沙中的鹽分濃度提升.

オカヤドカリは脱皮後、浸透圧によって体内に水分を取り入れますので、砂中の塩分濃度が体液よりも高くなれば、逆に水分を奪われて脱水症状を起こしてしまいます。
陸寄居蟹在脫皮後, 因浸透壓而需要吸取水份到體內, 如果沙中的鹽分濃度比體液還要高, 相反水份會被奪取而導致缺水的情況.

この辺りの問題をクリアしておかないと、オカヤドカリのために良かれと設置した海水槽が、オカヤドカリを苦しめることになりかねません。
如果不解決這個問題, 原本為陸寄居蟹好而製作的海水缸, 可能反而害了陸寄居蟹.

海水槽の設置を考えておられる方は、まずこれらの問題の対策をしっかりと考えてください。
如果飼養者要製作海水缸, 請先要解決這幾個問題.



〈旅行に出かけるときは〉 
〈旅行外出的時候〉

生き物を飼っていて一番困るのが、旅行などで長期間留守にする時の管理です。
飼養生物最困擾的事是去旅行長時間不在家的時候, 要如何管理.

飼育家はそれぞれ様々な工夫をされていると思いますが、ここでは参考までに、我が家の方法を紹介しておきます。
飼養者要做各種各樣的工作, 在這裏我介紹一下我家的方法.

まず底砂の厚み程度の深さのタッパーウエアを用意し、水の腐敗を防止する為に、ゼオライトを適量敷きます。
首先為了防止水份腐壞, 會準備和底沙厚度差不多深的(保存食品的)塑料器具, 在器具內放置適量的沸石.

オカヤドカリが出入りできる深さになるように小石や砂で調整し、底までしっかりと砂に埋め込んで、水を注ぎます。  
利用小石或沙調整器具的深度, 讓陸寄居蟹能夠進入, 要把沙填滿底部, 再注入水.
この方法だと、水量が充分に確保できますし、オカヤドカリにひっくり返されることもありません。
使用這個方法, 可確保有足充的水份, 陸寄居蟹也不會把器具打翻.

海水は蒸発によって濃度が高くなることを考慮して、同量の真水で希釈しておきます。
考慮到海水會因為蒸發而濃度變高, 請用相同份量的淡水來希釋海水.

管理人の経験では、これで10日くらいは大丈夫です。(もちろん、適正な数(45cm水槽2匹、60cm水槽5匹)で、飼育している事が前提です)
我自已的經驗是, 這樣外出10日是沒有問題(當然提前是飼養適當的數量(45cm飼養缸飼養2隻, 60cm飼養缸飼養5隻))

それ以上の期間、留守にする場合は、信頼のおける人に世話を頼むしかないでしょう。
如果超過10天沒有人在家, 唯有找信頼的人幫忙照顧.



〈強制的な水浴についての見解 〉
〈對強制性海/淡水浴的見解〉

海外の有名なオカヤドカリ情報サイトに、観賞魚用の水質調整剤を添加した水にオカヤドカリを強制的に浸けこむことを推奨する記事が掲載されています。
跟據海外有名的陸寄居蟹網站的情報, 他們推薦把陸寄居蟹強制地浸在加了觀賞魚用的水質調節制的水中.

国内で得られる飼育情報が限られていた頃は、海外サイトに情報を求める飼育家が多かった事もあって(管理人もその一人)、このような強制的な水浴が愛好家の間で広く実践されていました。
在日本國內飼養情報有限的時期, 很多飼養者都是尋找海外網站的情報(我自已也是其中一人), 所以這個強制性海/淡水浴在飼養者之間廣傳和實行.

しかし、現在私自身はこの強制的な水浴については、必要がないという見解を持っています。
但是, 現在我自已覺得這個強制性海/淡水浴並不需要.

理由として、まずオカヤドカリの種類が違うという点が挙げられます。
理由是, 首先陸寄居蟹有不同種類.

アメリカなどで飼育されているオカヤドカリについて私は多くの知識は持ちませんし、生息環境を自分自身の目で確認した事もありません。
我自已沒有太多美國等地所飼養的陸寄居蟹的知識, 自已也沒有看過牠們的棲息環境.

しかし、乾燥した砂を床材として推奨している愛好家が存在することから推察すると、かなり乾燥した環境に適応した種類ではないかと思われます。
但是從那邊的飼養者也推薦用乾的沙作底材來推測, 這品種(外國種)應該是可以適應非常乾燥的環境.

日本で主に流通している、ナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリは、ある程度海水に依存し湿った環境を好む種類です。
日本主流的是灰白陸寄居蟹和紫陸寄居蟹, 這兩個品種都要依賴一定程度的海水和喜歡濕潤的環境. 

湿度を70%程度にキープしていれば調子を落とす事もありませんし、必要であれば自ら水浴びをします。
如果溫度可以保持在70%, 身體狀況又不會變差, 必要時牠們會自行進行海/淡水浴.

ナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリの飼育において強制的な水浴びが必要だとするのなら、それは飼育環境そのものが間違っているといえます。
如果飼養灰白陸寄居蟹和紫陸寄居蟹需要強制浸海/淡水浴, 表示其飼養環境出現問題.

また、水質調整剤を添加した水にオカヤドカリを浸けこんで本当に大丈夫なのかという心配があります。
還有我會擔心到底給陸寄居蟹加了水質調節制的水他們浸浴有沒有問題.

オカヤドカリなどの無脊椎動物は魚などの脊椎動物とは根本的に代謝機能が異なります。
陸寄居蟹類等等無脊椎動物和魚類等等脊椎動物從根本上, 兩者代謝功能是有所不同.

脊椎動物である魚用に開発された水質調整剤を、無脊椎動物であるオカヤドカリにも効果があると考えるのは、あまりにも軽率だと思います。
把脊椎動物魚類使用的水質調節劑, 用在無脊椎動物的陸寄居蟹身上有沒有效果? 我覺得有點過於草率.

効果がないだけならまだしも、害になる可能性も否定できません。
不能否定水質調節劑沒有效果, 和對陸寄居蟹有害.

事実、魚病治療薬を、ヤドカリなどの無脊椎動物の居る水槽で使用しないことは、アクアリストなら誰でも知っている常識です。
事實, 不會使用魚病治療藥在有海棲寄居蟹等等脊椎動物居住的海水缸是大家都知道的常識.

さらに、ハンドリングによる大きなストレスを生体に与えてまで、水浴びをさせる必要があるのかという疑問もあります。
還有, 陸寄居蟹很容易因為被抓上來而造成壓力, 有沒有必要給牠們海水浴心也是個疑問.

オカヤドカリは非常に臆病で神経質な生き物である事は何度も述べました。
說過幾次陸寄居蟹是非常膽小和神經質的生物.

そのような生き物を飼育する場合、極力刺激を与えないような静かな環境を用意して管理するの
が、飼育者としての常識です。
飼養這樣的生物, 要給牠們安靜的環境, 不要給與過份的刺激, 這是作為飼養者的常識.

自然界でのオカヤドカリの暮らしを想像してください。
請想像一下野外的陸寄居蟹的生活.

オカヤドカリにとってハンドリングされることは、捕食されること、つまり死を意味します。
對陸寄居蟹來說, 被抓上來, 被捕食, 等於死亡的意思.

オカヤドカリを飼育容器から出して、手の上に乗せたり、机の上を歩かせたりして遊ぶような行為は、オカヤドカリに死の恐怖を与える虐待に他なりません。
把陸寄居蟹從飼養缸上拿起, 放在手上, 或放在桌上爬行等玩耍行為, 對陸寄居蟹來說是死佈的虐待.

大脳を持たないオカヤドカリですが、生き物である以上、死の恐怖は絶対に感じているはずです。
雖然陸寄居蟹沒有大腦, 但牠們是生物, 會感受到死亡的恐惧.

繰り返し言いますが、オカヤドカリはそっと観察して楽しむ飼育動物です。
重新再說一次, 飼養陸寄居蟹的樂趣在於在外面觀察.

むやみに飼育容器から出して玩具にするようなことは絶対にやめてください。
請不要胡亂地從飼養缸內拿牠們出來常玩具.

みーばい亭は生き物を玩具扱いする事に強く反対します。 
本人是強烈反對把生物當作玩具來看待.


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