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陸寄居蟹網絡日誌オカヤドカリブログ

日本飼主陸寄居蟹飼養方法 - 脫皮(上)

〈基本は何もしないこと〉
〈基本是甚麼也不做〉

オカヤドカリは脱皮を繰り返して成長します。
陸寄居蟹透過不斷脫皮而成長.

小型の個体なら年に数回、大型の個体で1~2年に1回程度の周期で脱皮をするのですが、これがかなりの危険を伴う行為で、飼育下でのオカヤドカリの死亡原因はそのほとんどが脱皮時のトラブルによるものです。
小型個體每年脫皮數次, 大型個體每1~2年脫皮一次, 但脫皮是非常危險的過程, 在飼養下陸寄居蟹的死亡原因幾乎都是脫皮時遇上問題所致.

無事に脱皮を行わせるための管理方法については、様々な情報が流布されていますが、結論を先に言えば、脱皮管理とは基本的に「何もしない」ことです。
坊間有各式各樣的管理方法, 教導大家如何讓牠們成功脫皮, 但如果要說出結論, 處理脫皮基本上就是「甚麼也不做」.


〈環境が大切〉
〈環境很重要〉

ナキオカヤドカリ(Coenobita rugosus)やムラサキオカヤドカリ(Coenobita purpureus)と同じオカヤドカリ科のヤシガニ(Birgus latro)は、地面に1メートル以上の深さの巣穴を掘って、その中で脱皮をすることが知られています。
大家應該知道灰白陸寄居蟹(Coenobita rugosus)和紫陸寄居蟹(Coenobita purpureus)和同屬陸寄居蟹科的椰子蟹(Birgus latro)都會掘挖一個距離地面1米以上的洞穴, 在那個洞穴中脫皮.

飼育下で脱皮をさせるには、当然この巣穴と同じ湿度が高く温度変化の少ない安定した環境を再現する必要がありますが、それには大変な設備を要します。
飼養下讓牠們脫皮成功, 當然要和野外的洞穴相同, 高濕度而且溫度變化小的安定環境, 而且需要一定的設備. 

ヤシガニが食料資源として養殖を試みられながら、未だ実現には至っていない理由の一つが、脱皮の問題なのです。
椰子蟹作為食物材料一直有人嘗試繁殖, 但到現在還未成功的其中一個原因, 就是脫皮問題.

ナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリは、ヤシガニに比べると、小型で管理しやすいため、飼育下で脱皮をさせることは充分可能ですが、危険であることには変わりがありません。
灰白陸寄居蟹或紫陸寄居蟹的體型比椰子蟹小, 管理較容易, 飼養下讓牠們脫皮成功的可能成十分高, 但危險度仍然存在.

脱皮事故を防ぐためには、基本的な飼育環境をきちんと整えて、少しでも危険因子を取り除くことが大切です。
為了防止脫皮遇上問題, 基本上要好好整理飼養環境, 至少把危險的因素去除.

脱皮について考える前に、自らの飼育環境が以下の条件に合致しているかどうか、まず確認してください。
了解脫皮之前, 首先要確定自已的飼養環境是否合乎以下的條件.

・適正飼育頭数(60cm水槽で5匹以下、45cm水槽で2匹以下)を守る。
・維持適合的飼養個體數目(60cm飼養缸5隻以下, 45cm飼養缸2隻以下).
・適度に湿らせた砂を15㎝以上敷く。
・鋪上15cm以上適合濕度的底沙.
・飼育容器内を温度25℃前後、砂上の湿度を70%程度に保つ。
・飼養缸要維持前後25度, 沙上濕度要保持70%.
・常に新鮮な真水と海水を利用できるようにする。
・保持新鮮的淡水和海水.
・餌は安全なものをバランスよく与える。
・給安全和不同種類的食物.
・飼育容器は静かな場所に置く。
・飼養缸要放在安靜的地方.
・ハンドリンクは極力避ける。
・盡量避免過度觸摸.



〈脱皮に適した環境〉
〈適合脫皮的環境〉

脱皮に適した環境とは、温度変化が少なく暗く湿っていて他の個体の干渉を受けない場所、これらの条件に最も適合するのが、砂中に掘った巣穴の中です。
適合脫皮的環境要黑暗, 濕潤, 溫度變化小, 而且不會受到其他個體干擾的地方, 最適合這個條件的就是在沙中掘挖出來的洞穴.

当ブログで飼育方法を紹介している、ナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリは飼育下においても、砂中の巣穴で脱皮します。
本部落格介紹的是灰白陸寄居蟹和紫陸寄居蟹的飼養方法, 在飼養下牠們在會在底沙的洞穴內脫皮.

巣穴を掘らずに砂上で脱皮したという話も時々聞きますが、砂上では体表から充分に水分を吸収することができずに、そのまま死んでしまう危険が大きくなります。
有時會聽聞有個體不掘挖洞穴在沙上脫皮的情況, 在沙面不能吸收足充的水份, 持續下去會有死亡的危險.

また他の個体から干渉を受けやすく、場合によっては共食いという最悪の事態もありえます。
還有這樣容易受到其他個體干擾, 最嚴重是會發生被其他個體吃掉的情況.

砂上での脱皮を繰り返すようであれば、飼育環境を見直す必要があるでしょう。
如果持續不斷在沙上脫皮, 就必需要重新檢視飼養環境.



〈脱皮の周期〉
〈脫皮週期〉

前述したように、オカヤドカリは小型の個体で年に数回、老成個体だと年に1回程度の周期で脱皮をしますが、同じ環境で飼育していても、脱皮の間隔は個体によってばらつきがありますので、これはあくまで目安だと考えてください。
之前也有說明, 小型的陸寄居蟹每年脫皮數次, 大型個體每年脫皮一次, 但即使飼養在同一個環境, 不同的個體也會有不同的脫皮的週期, 請要考慮這點.

飼いはじめたばかりの個体は、環境の変化の影響もあって、比較的短い周期で脱皮をしますが、環境に慣れて落ち着いてくると、脱皮の間隔はだんだん長くなります。
剛剛飼養的個體, 會因為環境變化的影響, 脫皮週期會比較短, 當習慣了新環境, 穩定下來後, 脫皮週期便會漸漸變長.

また、オカヤドカリは成長に伴う通常周期の脱皮とは別に、突発的な要因によって脱皮モードに入ることがあります。
還有, 陸寄居蟹隨著成長, 牠們會因為突發的原因而進入脫皮模式, 脫離平常的脫皮週期.

例えば、何らかの理由で脚などが欠損した場合、再生させるために脱皮をします。
例如, 因為某些原因斷腳, 腳需要再生時便會脫皮.

鋏脚などの大きな部位が欠損し、一度の脱皮では再生できない時は、短期間に脱皮を繰り返します。
如果是螯腳等較大的部位斷了, 一次脫皮不能完全再生的時候, 便會在短時間內再次脫皮.

また、大きすぎる宿貝に引っ越して、体を合わせるために脱皮を繰り返して、急激に成長するという荒技を繰り出すこともあります。
還有一個情況是, 當更換了很大的螺殼, 為了配合身體而反復脫皮, 使身體急劇成長.

これらの場合、オカヤドカリの体に通常の脱皮以上の負担が掛かる分、事故の危険も大きくなります。
這個情況, 陸寄居蟹的身體負擔會比平常脫皮更大, 危險性也增高.

飼育個体の脚が取れた、あるいはぶかぶかの貝殻に引っ越した時は、カルシウムや蛋白質が豊富な動物質の餌をしっかり与えて、緊急脱皮に備えてください。
飼養個體出現斷腳, 或更換了很大的螺殼時, 可給鈣質或蛋白質豐富的動物性食物, 以備緊急脫皮之用. 


〈脱皮の兆候〉
〈脫皮先兆〉

脱皮が近くなると、
將近脫皮的時候會出現以下行為
・餌を食べなくなる。
・不吃東西
・よく水を飲む。
・經常喝水 
・水浴びをする。
・到水盆攝取水份
・あちこちの砂を掘り返す。
・掘挖底沙
・砂に潜ったり出たりを繰り返す。
・躲藏在底沙中, 從底沙中出來, 重覆這動作

などの行動が見られるようになり、やがて、砂の中に潜り込んでしまいます。
之後不久, 便會完全躲藏在沙中.

複眼が白くなるという報告もあります。
也有報告說眼睛會變白.

しばらくは気に入った脱皮場所を見つけるために砂の中を動き回りますので、飼育容器に耳をつけると「ジョリジョリ」という砂を掻く音が聞こえます。
當個體會在沙中走動一會兒找到一個脫皮的地方 , 所以如果把耳朵靠近飼養缸, 會聽到「沙沙」在挖沙的聲音.

場所が決まると、そこに体の回りに少し空間ができるくらいの巣穴を掘って、安静状態に入ります。
當決定好地方後, 個體便會在身體附近掘挖洞穴製造空間, 然後進入安靜狀態.
この安静期間中に、古い外殻のカルシウム分を回収しその下に新しい外殻を作り、さらに脱ぎすてるために、新旧の外殻の間に隙間を形成していきます。
在安靜狀態期間, 舊皮的鈣質會被回收製造新的外皮, 為了脫皮, 新舊皮之間會形成空隙.

この期間は、ほとんど動くことができない上に、体が大きく変化する非常にデリケートな状態にありますので、外部からの刺激は即脱皮不全に繋がります。
這段時期, 幾乎不會活動, 因為身體發生巨大變化, 狀態會非常感敏, 所以外部刺激會使脫皮不建全.

安静期は、通常個体が大きくなるほど長くなり、若齢個体で数日のこともありますが、老成個体だと数週間から時には1ヶ月以上に及ぶこともあります。
通常個體安靜期越長, 小個體需要數日, 大個體需要數週甚至一個月以上.

脱皮直後よりも、むしろ脱皮前の安静期の方が、外部からの刺激には弱くなりますので、できるだけ静かで安定した環境を維持するように心掛けてください。
雖然脫皮後, 比脫皮前的安靜期, 受外部刺激的影響較小, 但請盡量維持一個穩定安靜的環境.


〈隔離の問題点〉
〈隔離的問題〉

オカヤドカリを複数で飼育していると、脱皮中に他個体の干渉を受けることがあります。
飼養多隻陸寄居蟹時, 要防止脫皮中的個體受其他個體干擾.

これを防ぐために、脱皮の気配を見せた個体を別の容器に隔離するという方法が、一般に推奨されています。
為了防止干擾, 一般推薦的方法是把快將脫皮的個體移到其他容器隔離.

しかし安易な隔離は、却って生体にダメージを与えてしまう危険があります。
但是看似簡單的隔離, 卻會給要脫皮的個體帶來危險.

前述したように、オカヤドカリは脱皮が近くなるとあちこちの砂を掘り返したり、潜ったり出たりを繰り返し、完全に潜ったあとも、しばらくは砂の中を移動して、巣穴を掘る場所を探します。
上述也提到, 陸寄居蟹將要脫皮時會四處掘挖沙子, 躲進沙裏, 又返回來, 即使是完全潛入沙裏, 也會在沙中走動一會, 尋找掘挖洞穴的位置.

脱皮はオカヤドカリにとっては、命に関わる重大事ですから、慎重に脱皮場所を選ぶのは当然のことで、このような場所探しは、数日から時には数週間に及ぶことがあります。
脫皮對陸寄居蟹來說是性命悠的重要過程, 當然要慎重選擇脫皮地方, 為了找適合的位置, 牠們需要數日至數星期的時間.

飼い主が脱皮の兆候に気付くのはこの時です。
飼養者在這個時候會注意到牠們的脫皮先兆

この時点で他の容器に移すと、オカヤドカリはまた最初から脱皮場所探しを始めなければなりません。
如果這時候把牠們移到其他容器, 陸寄居蟹一定要再重新尋找過脫皮的地方.
場合によっては環境の変化にストレスを感じて、脱皮そのものをやめてしまうこともあります。
不同地方的環境變化會使牠們感到壓力, 有可能會中止脫皮.

脱皮前のオカヤドカリは普段にもまして神経質になりますから、隔離するのであれば、脱皮個体はそのままにして、他の個体を別の容器に移さなければなりません。
脫皮前的陸寄居蟹普遍都會變得神經質, 所以如果要隔離, 請讓脫皮的個體留在主缸, 把其他個體移到別的容器.

当然、隔離用容器も小型の簡易容器ではなく、メインの容器と同じセットを用意する必要があります。
當然, 隔離用的容器不可用小型簡單的容器, 必需要準備一個和主缸的佈置相同的容器.

一般の飼育者にとって、これは現実的ではないでしょう。
對一般飼養者來說, 這是超乎現實的.

また、良く言われるペットボトルを切ったシェルターを脱皮個体に被せるというのは、あくまで緊急避難であって、通常砂中で脱皮モードに入った個体の場所を正確に把握して、ペットボトル
を被せるのは実際問題としては不可能です。
還有, 經常有人說用把塑膠水樽剪成一半當作遮蔽物去保護脫皮個體, 這只能說是緊急避難所, 通常我們都不可能準確知道在沙中進入脫皮階段的個體的位置, 然後用塑膠水樽去保護牠們.

ナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリを複数で飼育するのなら、広さに余裕のある飼育容器に、充分な厚みの砂を敷いた環境で、自然に脱皮をさせる、これが脱皮管理としてはもっとも現
実的でしょう。
如果飼養多隻灰白陸寄居蟹或紫陸寄居蟹, 飼養缸環境要有充份的空間, 足夠厚度的底沙, 讓牠們自然脫皮, 這個是管理脫皮最實際的.

冒頭に書いた「何もしない」とはそういうことです。
在開始寫的「甚麼也不做」便是這個意思.

**Tony: 再說一次文章是飼養者自已的心得, 飼養者飼養多年都沒有用隔離缸的脫皮方法, 因為飼養密度不高.


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