2015/06/23 19:02 イベント
新月の大潮の夜に一斉に海に向かい、生まれたばかりの子どもを放出するオカヤドカリを見ようと、石垣市で観察会が行われました。
オカヤドカリは、夏の新月の大潮の夜に一斉に浜に降りてきて、お腹に抱えた生まれたばかりの幼生を海に放出します。
石垣島では今月17日の夕方から島の南側にある砂浜で、数千匹のオカヤドカリが海に向かう様子が確認されました。
これにあわせて開かれた観察会では、親子連れなどおよそ50人が参加し、専門家が八重山に生息するオカヤドカリについて説明しました。
日が沈む頃、砂浜では体長2センチから4センチほどのオキオカヤドカリが、幼生を海に放ちました。
「昼間には居ないたくさんの数のヤドカリが産卵に来てて感動しました」(男子児童)
「赤ちゃんを産む時に体を出そうとするみたいに、上げたり下げたりするとは知らなかったのでビックリしました」(女子児童)
参加者らは、自然の神秘の営みに興奮した様子で見入っていました。
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